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earthの中にあるart

  • hodokite2
  • 2023年12月1日
  • 読了時間: 2分

「声とことばとからだ塾」前田くにこです。


来年まであとひと月。

12月3日の第一アドベント(待降節)に始まり、クリスマスに向かって徐々に意識が目覚めていくような気がします。春夏に行った多くの活動が実り、やがてまた活動の種が蓄えられる、そのような時期ですね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


最近、林和也さんという言霊研究者から、earthの中にはartがあるね、universeの中にはuni(一つの)verse(ことば)があるね、という話を聞きました。私は、地球にはear(耳)があるとは思っていましたが、artかぁ・・・と嘆息しました。


いろいろなところでartということばを耳にします。

私は、究極のartは「呼吸」だと思います。

どのような作品も、料理も、試合も、呼吸が適っているか。その、「適っている呼吸」の生み出すものがartだと思います。そして、呼吸は、無意識的なものですから、「適っている呼吸」というのは、意識化された呼吸ということになります。

また、究極を言えば、artには、我欲がない。eは「他者と自分」hは「光、はらう」ですから、artは、「他者と自分との関係を払いのけた無の状態」と言えます。(林和也さんの論から私のことたま解釈です。)

だから、我欲のない筒抜けの自分の体を通って生まれたものなら、なんでもartになりえます。それくらいの高い自由度を持って人間は作られたのだと思います。同時に、artは何でもあり!という状況を引き起こすことにもなりうるわけです。


この局面に自分はどう対応するのだ、もartになるし、「ことば」の観点から言うと、今、この人に何を言うか、もartになりうる。そして、その参考になるのが、自然なのだろうと思います。意識的に自然を見ること。笹に雪が乗っている。じっと見ていると雪が風に揺られてフッと下に落ちる。まるで墨絵の世界ですが、古武術では「笹の葉理論」と言われます。それほどに、自然の営みには、「我欲」は無いので。


そんな「対話」「ことばのやりとり」の中に、何か生まれてくるものを、私は切望しているようです。


一日のうち一瞬でも、そんなartな時間を持てれば、地球に大いに貢献したことになりますね!


本日12月1日(土)も月いちの【ZOOM朗読会「ゆきかふ朗読会」】が無事終了しました。次回は、

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2024年1月12日(金)

10:00~12:00

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です。どなたさまも、ごゆるりとご参加ください。


ちなみに、合氣道合宿も主宰しています。 +++++++++++++++++

2023年12月16日(土)17日(日)

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最後に・・・universeの中にある、「一つのことば」とはなんでしょう。


お読みくださりありがとうございました!


京田辺「声とことばとからだ塾」おとなうもの

前田くにこ

 
 
 

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